京都・東山で代々作陶を続けている如水陶画苑の三代目として活動している、加藤邦起。
古典的な京焼だけではなく、様々なことに挑戦している。その一つとして、タイ王国の焼き物「ベンジャロン焼」とのコラボレーションがある。
京都で作った器とタイの絵付けをコラボレーションした作品を制作し、タイで販売を行っている。
このベンジャロン焼については、京都陶磁器会館のホームページにてお話を伺っているので、そちらを参照してください。
クローズアップ陶人-加藤邦起-
http://kyototoujikikaikan.or.jp/closeup/2019/05/06/4330/
絵付けメインの器を代々作り上げており、伝統的な京焼というのは、彼の中に染み付いているものであり、そこから、新たなアクセントとして、引き出されたのが、鉄釉である。
2021年においては、この鉄釉をメインとした個展を執り行うなど、伝統を礎とした、京都文化のエッセンスを閉じ込めた新しい器に挑戦している。
1975 | 京都に生まれる。 |
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1998 | 京都府立陶工高等技術専門校 成形科修了 |
1999 | 同校 研究科修了 |
2000 | 京都市工業試験場 陶磁器コース本科修了 |
2000 | 伊藤昇峰に師事 |
2002 | 田中香泉に師事 |
2003 | ~現在 如水陶画苑にて三代目として創作中 |